「劇作家ユニット」旗上げ。
なんでいまさら、あたらしい脚本を書く必要があるのさ。そう言われる。シェークスピアもあるし、イプセンもいる。そういうものの演出のほうが、あなたの創り出した貧弱な言葉よりも、よい劇が作れるのではないか。あるいは、稽古場の積み上げと、その構成で、作品は生み出すことができる。劇作家なんて、いらないよ。
誰が、そういうのか。演劇をやっている人が、特に、一緒に作品制作に取り組んでいる人たちも、だ。が、しかし、1番大きく主張するのは、ときに自分自身だ。台本を書こうと筆記用具を手にとり、一文字をかきつけようとするたびごとに、膨大な演劇史が筆を止めさせる。
ある方向の逃げ道がある。それは、現代の口語だ。言葉というものの性質上、今の口語と同じ言葉を書いている偉大な先人はいない。書き言葉の品質が今高いことはめったにないが、話し言葉の権力は新しいもののほうが強い。最終的にはなされる芸術である演劇においては、リアルな話し言葉と、精緻なトガキを組み上げると、何か、台本ができてしまう。もちろん、書いてみるとわかるのだ。べたべたに状況描写をつむだけでは劇にならない。たとえば口語は、それが逃げ道でないときだけ、劇の言語になる。そして、途方にくれる。
そのような苦しみを、延々と積み上げてきたのが、劇作家というものなのだ。演劇らしきものがある場所には、かならず、俳優がいる。演技する身体がある。そして、その身体に劇をさせる、オオモトとなるものがある。神話とか、伝統とか、呪文とか、メロディーとか、名台詞とか、そういう、俳優が、体を使いたくなる何かがある。そして、それを生み出す仕事がある。つまり、劇作家というものがいる。その時代その時代で演劇のモトは創り出されてきた。そして、演劇は、いきつがれてきた。
劇作家なんていらないよ、という、オオムカシからニンゲンにはりついてきた囁きに、劇作品でもって、違うと答えたい。劇でしかできないことを、劇でしかできないように俳優にさせ、そして、劇というものを目の前にあらわす仕事をしていきたい。生きている人間にしかできない、今、この状況で産み出し得る、演劇の元を作り出したい。
私達は、その仕事を皆様に示していきたく、ここに、集団を旗上げ致します。
ころがす
伊東沙保
itosaho
早稲田大学在学中より劇団インベーダーじじいで活動。その後 切れのよい作風で人気の劇団
ひょっとこ乱舞に所属。
2006/01 COLLOL「性能のよい 〜シェイクスピア作『オセロー』より」にて
田口作品にはじめて出演。その後2006/04die pratze M.S.A. collection 2006(-2)LDK「root in work」にて
岸井作品に出演。
キュートな表情からでてくる演技は未知数。
"夜ふかし部 長風呂課" http://deppa.jugem.jp/
江村桂吾
emurakeigo
Leni-Basso、東京オレンジ、劇団山の手事情社、指輪ホテル、NEST、TextExceptPHOENIX + steps など など
劇場で音が存在するとはどういうことか 脊髄で快楽に動く音響家。
1995年頃 田口が山の手事情社在籍中に出会う。
本業パーカッショニスト。
"The Mode of Life" http://www.ff.iij4u.or.jp/%7Ekeigo/
大木裕之
ookihiroyuki
東京大学建築学科在学中より映像制作を始め、国内外のフィルム・フェスティバルにて
招待上映多数。
ドローイングなど現代美術の分野でも大注目の作家。
2005年 谷中SCAI THEBATHHOUSEでの
個展「フィクション〜ナ木(ム)⇔谷中の恋」会場にて田口と出会う。
自身の映像新作「メイド・オン・ザ・バルコニー」と関連しての参加。
"「M・I」のよさこいブログ" http://miyosakoi.exblog.jp/
大倉マヤ
okuramaya
女優 劇団双数姉妹に旗揚げより所属。2006年に退団後、現在はフリー。
自身のユニット
「マヤ印」を 五反田団の女優 西田まや嬢と立ち上げるなど、縦横無尽に活躍。
音楽大学、高校など
演劇コース授業での講師も務める。
"大倉マヤの貴族日記" http://snooopy.cocolog-nifty.com/maya/
甲斐博和
kaihirokazu
徒花*(トカダン)主宰 劇作家俳優。
2006/04徒花*藤に時鳥公演「軽々しく泣け」&2003/10トカ団紅葉に鹿公演「布団の責任」に田口が客演。
詩やコラム等の執筆活動も精力的におこなっている。
初監督映像作品「hanafusa」が 2006ぴあフィルムフェスティバルに入選。
今後ますますの活躍が期待される作家。
"徒花*" http://www.tocadan.com/
角本敦
kakumotoatsushi
フランス語・ラテン語・イタリア語・カタルーニャ語・スペイン語・オランダ語・トルコ語・
英語・ドイツ語・アラビア語・ギリシャ語・チェコ語・ロシア語・日本語 と 色あざやかな語学能力のもちぬし。
ベルギーでの演出経験等 掘れば掘るほど興味深い経歴多々。田口初仕事、大学同窓の縁。
笠木真人
kasagimasato
東京大学在学中より劇団ひょっとこ乱舞に参加。
2006/01 COLLOL「性能のよい 〜
シェイクスピア作『オセロー』より」にて田口作品にはじめて出演。
2005年よりポタライブに俳優として参加。
現在、関東近県国立大学にて現役医学生。
"Healty Intenet(what a)" http://hundsome.pussycat.jp/
岸井大輔
kishiidaisuke
劇作暦22年、「演劇の形式化」を目指して12年を重ねる劇作家。ポタライブ主宰。
ポタライブ(potalive http://d.hatena.ne.jp/POTALIVE/)とは「散歩しながら楽しむ」路上演劇。
そのほか「simple」「4」「−2LDK」「a round」等、主宰団体多数。
劇作家弟子田口との出会いは2004ポタライブ「かわあそび」。
"劇作家 岸井大輔 WEB SITE" http://plaza.rakuten.co.jp/kishii/
釘本光
kugimotohikari
劇団HOTSKY主宰 劇作家 女優。
温室、カフェ、バーなど、「劇場」ではない劇空間での
上演にこだわりながら活動を継続。
西東京市を拠点に小学生向けドラマ教室の講師も務める。
中2と小5、二男児の母。
"熱空 ―HOTSKYofficial site" http://hotsky.main.jp
鈴木順子
suzukijunko
踊るデザイナーを目指し、バレエ、ヨガ等、おどることは きもちいい をしながら おもに
WEBデザインで活躍中。
COLLOLweb www.collol.jp は彼女の作。ポタライブでも踊る。
田口・岸井とはそれぞれ
別ルートから出会ったが、仲立ちは 榊原純一氏。
"MEGALOMANIA" http://www.megalomaniax.com
関口裕二
sekiguchiyuji
ナイロン100℃、Leni-Basso、珍しいキノコ舞踊団、劇団山の手事情社、東京オレンジ、NEST など など
色や明るさ おおきさ だけでなく 重さや速さ そして時間 その瞬間の空間変化に
果敢に挑む照明家。
1995年頃 田口が山の手事情社在籍中に出会う。
"balance,inc. DESIGN | LIGHTING" http://balance.co.jp/
田口アヤコ
taguchiayako
演出家劇作家女優。岩手県盛岡市出身 1975/11/12生まれ。
東京大学美学藝術学専修課程卒。
劇団どどど企画・劇団山の手事情社・指輪ホテル等を経て、
1999年Lobiとの双頭制にて演劇ユニットCOLLOLを設立。
2005年より岸井に師事。
"田口アヤコ 毎日のこまごましたものたち" http://taguchiayako.jugem.jp/
"COLLOLweb" http://www.collol.jp/
寺田俊彦
teradatoshihiko
某大手CDショップ勤務。ベッドの下からタンスの上までCDにうめつくされている。
岸井が埼玉大学の演劇研究会に作演出で呼ばれたとき、俳優として出演。
以後、岸井劇場作品の音響を
10年にわたり担当。
2006/04 die pratze M.S.A. collection 2006 (-2)LDK「root in work」では
出演者のひとりとしての音響で「劇場に帰るための作品」に挑む。
"Music in the Air" http://www.geocities.jp/addsomemusictoyourlife/
藤田敏正
fujitatatoshimasa
大木裕之監督をはじめとする映像作品等のプロデュースをおこなう「FOU production」主宰。
ネパール、チベットなどでの映像撮影コーディネーター業務も行っている。
岸井作品ポタライブの撮影や、
田口映像作品の撮影など自身でもカメラを持ち、編集も手がける。田口大学同級。
"FOU production" http://yaplog.jp/foupro/
未映子
mieko
うたうたいで文筆家。創作歌手。
2004年にアルバム「夢みる機械」を、2005年にアルバム
「頭の中と世界の結婚」をビクターより発表。
「ユリイカ」「ダ・ヴィンチ」等 文化系女子としての書き物発表多数。
演劇ユニット「劇子式」での活動も有。
"未映子の純粋悲性批判" http://www.mieko.jp/
八ツ田裕美
yatsudahiromi
女優 お菓子大好き、でもロリータではない。
「断」・「源」・「root in work」
「青の反対色はオレンジだが、そんな恋は江ノ島の海に捨ててきたの」等 ポタライブ出演多数。
「性能のよい〜シェイクスピア作『オセロー』より」・「性能のよいのためのmovie」等 COLLOL出演多数。
田口との出会いは2003年徒花*。埼玉県深谷市在住。
吉田慎一
yoshidashinichi
東京オレンジ等 小劇場の舞台監督業多数。
2006/01 COLLOL「性能のよい 〜
シェイクスピア作『オセロー』より」にて田口と、
2006/04 die pratze M.S.A. collection 2006(-2)LDK「root in work」にて岸井とスタッフワークで関わる。
自身でも外部劇団のために脚本を書くなど、多彩な才能を持つ演劇人。
吉田ミサイル
yoshidamisairu
2004/10徒花*菊に盃公演「ハハが死んだ後、誰か埋めてやったか?」に
出演していたところをCOLLOLにスカウト、
今回ようやく出演実現。
クールさとあたたかさが一瞬できりかわる 色気したたる舞台俳優。小劇場の客演多数。
岸井大輔 劇作家 岸井大輔 WEB SITE
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